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「仕事終わりのビール」が健康のカギ!?ビジネスも大成功のビールの飲み方3選

「いつものコーヒーとビールが仕事のパフォーマンスを上げる」!

夢のような話ですが、本当なんです。

馬渕知子氏の著書『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』(クロスメディア・パブリッシング刊)では、コーヒーとビールは最速で自律神経をリセットできる「最強のパフォーマンス飲料」だと解説しています。集中力・やる気をアップさせるほか、二日酔いや肥満、不眠やイライラにも効果があるとか。ただし、その真のパワーを引き出すには、ちょっとしたコツが必要です。

コーヒー・ビールを美味しく味わいながらメンタルと体調を整え、ハイパフォーマーになる方法とは?


1.仕事終わりのビール習慣が、翌日のパフォーマンスを上げる。

 

「ビールを飲むと太る」「プリン体が気になる」など、何かと悪者扱いされることの多いビールですが、実は優れた機能がたくさんあります。というより、こんなに身近で、かつビジネスに役立つ飲み物はまたとないのではないかと思います。

まず、ビールには副交感神経を高め、1日の疲れを癒してくれる働きがあります。忙しく働くビジネスパーソンは、1日を通して交感神経が優位であることがほとんどです。自律神経は交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで整いますから、どちらか一方だけが常に優位になっている状態はよくありません。しばらくはごまかせていても、直に体調不良となって現れてくるでしょう。そうならないためには、1日の終わりにしっかりと切り替えの時間を設けることです。ビールに含まれる麦芽やホップが醸し出す香りやアルコールの持つリラックス作用を活用すれば、その日の疲れを上手にリセットすることができます。

ビールは単に酔うためのものではなく、飲み方次第ではビジネスパフォーマンスを底上げしてくれるすばらしい飲み物なのです。

 

2.ホップの苦みは胃腸を強くする

 

ビールは発泡性のある飲み物です。そのため、二酸化炭素を含んだ炭酸水としての役割を持ち合わせています。胃に流れ込んだ炭酸水は胃壁に刺激を与え胃腸の運動を促します。また、二酸化炭素には血流を促進する働きもあり、消化・吸収という面でも活躍が期待できます。

ビールは炭酸を含んでいますが、それに加えてホップが相乗効果をもたらします。ホップはビールの苦み成分でもありますが、私たち動物の多くは、この苦味によって胃腸の消化酵素の分泌が活性化されます。たとえば、蕗の薹や芹、タラの芽など春の山菜には苦味を感じるものが多いですが、あれは、冬眠中に休んでいた動物たちの胃腸を活性化させるために欠かせません。

最近、腸内環境を整えるために乳酸菌や食物繊維を摂ることに力を入れている方を多く見かけます。免疫力の低下や大腸ガンなどが増えている日本人にとっては非常に良い傾向でしょう。しかし、胃腸の動きがスムーズで、かつ食べ物をしっかり消化することも、健康的な腸内環境を維持するためには忘れてはいけない要素です。

 

3.「とりあえず生!」は 科学的に正しい。

 

最初の1杯でビールを注文するのは、健康的にもビジネス的にも賢い選択です。ビールには食前酒(アペリティフ)としての働きがあり、食欲増進や、場の空気を和らげるといった効果があるからです。

「食前酒ならシャンパンの方がいいのでは?」

そう思う人もいるでしょう。でも、それが取引先との宴席なら、ぜひともビールを選んでください。その方が、悪酔いするリスクが減り、先方との関係性づくりにも優位に働くと思います。

酔いの原因ともなるアルコールの分解産物「アセトアルデヒド」。これを分解・処理する際に使われる酵素「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」には、アセトアルデヒドが低濃度の時に働く「ALDH2」と、高濃度にならないと働かない「ALDH1」の2種類があるのですが、日本人の約半数は、生まれつき前者の活性が弱いか、欠けていると言われます。つまり、多くの日本人は有害なアセトアルデヒドを速やかに分解できない体質であり、少量のアルコールでも悪酔いしやすい「お酒に弱い」体質だということです。

ビールのアルコール度数は5~6%が主流なのに対し、シャンパンは 11~12%が一般的。お酒に弱い日本人の1杯目には強過ぎます。シャンパンに含まれる炭酸が胃腸を刺激し食欲増進につながるというメリットも、炭酸飲料であるビールであれば問題なくクリアできますから、この点でもシャンパンに劣ることはありません。

最近流行りのハイボールと比較してみても、その良さは一目瞭然です。まずは、アルコール度数。ハイボールはウィスキーの炭酸水割りですから、元々の ウィスキー度数や割る炭酸水量で異なります。一般的にはアルコール度数40% 前後のウィスキーを4~5倍に炭酸水で割ることが多いようですので、ハイボールのアルコール度数は10%以下。しかし、ビールよりは高めです。

そして、ビールにあってハイボールにないものが「糖質」や「ビタミン&ミネラル類」。血糖値だけに焦点を充てて考えれば、ビールを敬遠するのは理解できますが、アペリティフという存在においてはビールが上。

適度な糖分は、唾液や胃液などの消化酵素の分泌を促し、また、糖分やビタミン類はアルコール代謝の手助けにもなります。

糖分やビタミン類を含んでいるという点では、日本人に好まれる白ワインベースの軽いカクテルやカシスのリキュールを使った「キール」や「キールロワイヤル」、爽快感のあるラムベースの「モヒート」などがありますが、注意しないとアルコールも糖分も両方高めなことがあります。

これをみて分かるように、ビールは食欲を増進させ、これから飲み進めるスタートとして、優れものであるのです。

 

馬渕知子(まぶち・ともこ)
マブチメディカルクリニック院長/学校法人食糧学院副学院長。東京医科大学医学部卒業後、同医科大学病院皮膚科学講座に所属しながら同病院に勤務。その後マブチメディカルクリニックを開院。内科・皮膚科学、アンチエイジング医療、分子整合栄養学を専門に、あらゆる科との提携を結び、人間の体を総合的にサポートする医療を推進している。栄養学や食文化にも精通しており、2014年~ミラノ国際博覧会日本館サポーター、2015年~東京栄養食糧専門学院副校長に就任。

 


『朝のコーヒー、夜のビールがよい仕事をつくる』

●いつもの「コーヒー」「ビール」を最強のハイパフォーマンス飲料に変える!

断言します。
コーヒーとビールで、生産性は上がります。

「朝のコーヒー、夜のビール? ほぼ毎日飲んでるけど?」
そう思ったあなたに朗報です。なぜなら、コーヒーとビールは、最速で自律神経をリセットできる「最強のパフォーマンス飲料」になりうるからです。
そう、「コーヒーとビールを普段からよく飲んでいるあなたは、医学的に正しい!」のです。

しかも、食べ物に比べ飲み物は身近で手軽。飲み物は、食べ物の50倍速で脳と体を覚醒させます。

ただし、ただ漫然と飲んでいるだけでは、コーヒーとビールの真のパワーを有効活用することはできません。いつもの一杯をハイパフォーマンス飲料に変える。そのためには、ちょっとしたコツがあるのです。

この本では、コーヒーとビールに秘められたすごいパワーを明らかにするとともに、単なる嗜好品として味わうのではなく、パフォーマンスの最大化を可能にする二重の意味で「うまい飲みこなし方」をお伝えします。

 

●目次

  • 序章 コーヒー&ビール最強説

〜この2つを飲みこなせば「最速コンディショニング」が可能になる〜

  • 第1章   パフォーマンスを下げるコーヒー&ビールのイケてない飲み方
  • 第2章   コーヒーでハイパフォーマーになる
  • 第3章   太らないビール、酔わないビール
  • 第4章   パフォーマンスを底上げする水分補給のルール
  • 巻末付録  コーヒーとビールのトリビア集

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