FOOD

コンビニ弁当、実は健康食!?コンビニ食の活用法とは?

「忙しい人の世界一シンプルな『食』習慣』(著:杉本恵子)より

「コンビニ」と「食と健康」について考える

Closeup of a young woman holding a basket full of groceries and organic healthy food in a supermarket

 

一昔前はコンビニと言えば「便利だけれど不健康」というイメージを持つ人も少なくありませんでした。
けれども現在ではコンビニ各社とも、ただ便利(コンビニエンス)なだけではなく、いろいろな年齢層の人たちの「食と健康」「食の安全」を意識した品ぞろえに変わってきています。

コンビニも進化し、いまでは健康が気になる方も安心して利用できる場所となりつつあるのです。
「ランチを安く済ませるために」「ちょっと小腹を満たしたい」「夜食に一品ほしい」というときに、コンビニを使わないのはもったいないといえるでしょう。
ただし、コンビニはさまざまな品が揃っていて、誘惑が多いのも事実です。油断は禁物です。
そこで今回はコンビニの安全性と賢い利用法についてご紹介しますので、ぜひとも参考にしてみてください。

Food health decision and diet choice concept and nutrition options dilemma between healthy good fresh fruit and vegetables or greasy cholesterol rich fast food on a fork with a man in the middle uncertain of what to eat.

コンビニも健康志向に進化している

たとえばコンビニ大手のセブンイレブンでは、食材ごとに鮮度や品質など独自の厳しい基準を設けています。セブンイレブン基準は世界一と言えるほどです。
たとえばお弁当やチルド食品に使われるうなぎなども専用も養鰻場で獲れたものだけを使い、トレサテビリティがしっかりとされた食材を活用しています。食品メーカー・デイリーメーカー・セブンイレブンともに、お客様の食からの安心・安全を一番に考えています。食材は冷凍と解凍を繰り返して温度帯が変わることが菌の繁殖などのリスク要因になり、栄養面や食感にもダメージを与えるため、徹底した温度変化を抑えるようにしているわけです。

このようにコンビニの中でもトップを走るセブンイレブンは、トップであり続けるために相当な努力をしています。セブンイレブンでは工場から商品が出てお店に入りお客様が手にとるまで温度帯が変わりません。セブンイレブンは保存料・添加物を使用しないため、専用工場から2時間のところにお店をつくるのです。コールドチェーンがそのことを可能にしています。温度帯は食品にはとても重要です。

2017-02-20 (4)

コンビニそれぞれのカラーは、おにぎりでわかる

定番のおにぎりもコンビニ各社から出されていますが、それぞれやはり製法のこだわりや使われている原材料などが異なります。コンビニだからどこも大差ないということはなく、食と健康への意識の強弱も含めた“カラー”が表れています。
おにぎりで一番違いがわかるのは、シンプルな「塩むすび」でしょう。ほかの具材が入っていないぶん、使われているお米の違い(セブンイレブンではブランド米を低速精米しています)、ご飯の炊き方、塩の使い方などで違いがよくわかります。ご飯が美味しいのは、それぞれの店舗が独自の進化を遂げている証明でもあるのです。
コンビニそれぞれのおにぎりを食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

Onigiri

「ちょい食べ」で元気を補給したいとき

そんな健康志向、味の進化も遂げているコンビニですが、お菓子を買う際には気をつけたいことがあります。

あらたまった間食というほどでもないけれど、ちょっと何か口に入れてもう少しがんばりたい。そんななときにもコンビニは便利な存在です。
ただ、ビジネスパーソンで意外に多いのが「ちょい食べ」で甘い炭酸飲料とチョコレート菓子などに、つい手が伸びてしまうというケース。本当に疲れているときは身体が糖分を欲しているのでいいのですが、なんとなく習慣的にそうなってしまっている人もいるので、ちょっと注意が必要かもしれません。
パッケージの中で内袋に入っているお菓子も、袋を開けると「なんとなく一袋全部食べないと気が済まない」という状態になりやすいので、これも「ちょい食べ」では済まなくなってしまう可能性があります。

「ちょい食べ」で甘いものを食べたいときは、飲み物は糖分の入っていないものにするのがベスト。チョコレートを食べるなら、砂糖もミルクも入っていないブラックコーヒーや同じく無糖の紅茶などにしましょう。
この場合も、洋菓子系ではなく大福やカステラなどの和菓子を選ぶと、甘い飲み物ではなく「お茶」のほうが合うので、無理をせずに糖分の摂り過ぎを防ぐことができます。
しかも、大福はお餅なので、よく噛むことで満足感も得ることができ、食べすぎにもなりません。

Beautiful pregnant woman at home

ちょい食べのポイントはドリンク選びにある

このように見ていくと、実は「ちょい食べ」のポイントは一緒に飲むドリンクにあります。糖分が入っていない濃い目の飲み物が「ちょい食べ」のパートナーとしては最適。
エスプレッソなどの濃いコーヒーを飲ませるカフェでは、一緒に小さなチョコレートがついてくることがありますが、意外に濃い飲み物との組み合わせなら満足できたという経験もありますよね。
同じようにお茶の席で、濃い抹茶には砂糖菓子の落雁などが茶菓子として出されますが、これもたくさんの量を食べなくても満足できます。

また最近のコンビニではパックに入ったドライフルーツなどもよく見かけます。アスリートなども練習の合間に「ちょい食べ」していますが、ドライフルーツの果糖は少量でも甘く、砂糖などよりも長時間エネルギーが持続して満足しやすいのでオススメです。

Japanese cuisine

賢くコンビニを使おう

コンビニは今後も食の安全・バラエティの面からも一層の進化を遂げていくと予想されます。いままで不健康というイメージで避けていた人も、品ぞろえを見ればきっと考えが変わるはず。
「もうちょっとだけ仕事をがんばりたい」と思っているとき、コンビニはきっとあなたの強い味方になってくれるはずですよ。

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