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【男のファンデーション入門】メンズファンデーションの使い方とは?

「エグゼクティブになる人の若々しい顔のつくり方」(著:野々下一美)より

メンズファンデーションのすすめ

young caucasian man applying eye cream on face. Horizontal shape, front view, head and shoulders

ファンデーションは、青髭あとや毛穴の開き、ニキビあとなどのマイナス要素をカバーする意味で、男性にもぜひトライしていただきたいアイテムです。

ファンデーションはクリーム状のものとリキッド上のものに分けられますが、男性の場合、油分の多いクリーム状のものはあまり向きません。化粧水タイプの水ファンデーションがオススメです。男性は、クリームファンデーションを使うと、皮脂分とファンデーションの油分でムラが出やすく、しかも厚化粧になってしまうのです。

水ファンデーションは、化粧水感覚で簡単に使え、初心者にも使いやすいファンデーションです。オイル分を含んでいないのでムラになりにくく、クレンジングの必要もないので、脂性肌の男性には特によいでしょう。男性にとってファンデーションはまだ抵抗があるでしょうが、デキる男たちは既に使っているのです!

特にビジネスの最前線にいる経営層や営業マンたちの間ではメンズファンデーションの愛用者が増えています。

水ファンデーションがオススメ

Foundation color sample on white background

水ファンデーションは、塗っていることが他人にはほとんど気づかれません。私たちは、自分の顔を鏡などで見るときには、集中して顔面のみを見るので、毛穴やニキビなどが気になります。しかし、相手は対峙した際に、全身または上半身の一部として顔を見ますので、薄くファンデーションがのっている状態であれば、肌がきれになったことは気がつかれても、まさかファンデーションを塗っているとは思いもよらないでしょう。毛穴も小さく皮脂も少ない方ならば、ファンデーションを塗ることで驚くほど肌がきれいになります。

ファンデーションを塗って、何が一番効果があるかと言えば、キメが細かく見えることです。これは地肌との対比で歴然としています。ですので、男性も、一度ファンデーションを使いはじめると、スッピンでは外に出られなくなるそうです。この辺りは女性とも共通しています。

ファンデーションの選び方

かつては新人社員の女性に向けたお化粧研修というのが、いろいろな企業でなされていました。企業が顧客に対する印象を重視するのであれば、これからは男性にも、身だしなみ研修が必須になってくるでしょう。

メイクについても、男女を問わず勉強する場、知識を吸収する場が広がってくると思います。「男性のメイク」というと想像しただけで、拒絶する方が多いかもしれません。舞台やステージならいざ知らず、日常でファンデーションを使っている男性が実際にいるのかと思う方も多いでしょう。しかし、現実には多くの男性が使用しているのです。

ファンデーションの役目

Handsome young shirtless man applying cream at his face and looking at himself with smile while standing in front of the mirror

ファンデーションは、肌色調整と素肌のガード役としての役目があります。肌色調整とは、実際にはシミ・しわ・ニキビ・毛穴を隠してきれいに見せることを指します。ガード役としては、紫外線防止に効果があります。化粧水タイプの水ファンデーションなら、気になる油分も含まず、化粧水感覚で男性にも使いやすいでしょう。特定のクレンジングも必要なく、通常の洗顔で落とすこともできます。皮脂の多い方には、オイルフリーで抗菌効果成分が配合されているものがオススメです。

ファンデーションのカテゴリーの中には下地としての、皮脂吸収クリーム(オイルブロッカー)とスポットをカバーするコンシーラーがあります。

オイルブロッカーとコンシーラー

オイルブロッカーは、脂性肌の女性たちの間で、ファンデーションの下地として使うと、メイク崩れがないと大評判の商品です。皮脂が出ることで化粧崩れが起きるので、それを防ぐ皮脂吸収クリームを下地に塗ると化粧崩れせずに済むのです。

ファンデーションが色で肌をカバーするのに対して、オイルブロッカーはテクスチャーで肌を滑らかにカバーします。

コンシーラーは、男性にとっては聞きなれない名前ですが、あざ・シミ・ソバカス・目の下のクマなどをスポット的にカバーする化粧品です。男性の場合、まゆ毛や髭を剃ったあとの青味を隠すために使用する人が増えています。

エグゼクティブこそファンデーション

Portrait of a stylish corporate executive smiling confidently at the camera

意外にもそのユーザーたちは営業マンやお医者さん、教師や講師の方から、接客業の方まで、一般的に硬い職業とされている方たちにもメイクは広がっています。

メイクというと女性のそれを想像するかもしれませんが、実際には、至近距離で見ても使っているのかが分からないくらい自然な仕上がりなので、気がつかれることは少ないのでしょう。

男性にとってファンデーションは、最初は非日常なシーンでの使用、例えば結婚式やパーティーでの使用からはじまって、徐々に日常使いに移行していくことが多いようです。使ってみたら意外によかった、周囲から肌がきれいだと好評だった、などの理由で日常的に手放せなくなるようです。

誰でも他人と接する際はさわやかな印象を持たれたいものです。第一印象をよくするために、青髭あとや毛穴の開き、ニキビあと、テカリなど、マイナス要素をカバーする意味でもメンズファンデーションにトライしてみてはいかがでしょうか?

 

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